犬の登録と狂犬病予防注射
狂犬病は、狂犬病ウイルスによって感染する人と動物の共通感染症です。すべての哺乳類に感染し、人に感染して発症した場合その致死率は100%といわれています。日本では1956年を最後に狂犬病の発生はありませんでしたが、2006年、フィリピン旅行からの帰国者2名が帰国後に狂犬病を発症・死亡するということがありました。
アジア諸国では狂犬病が蔓延しており、例えば中国では毎年3000人規模の死亡者が報告されています。 日本は島国であるため、今までは狂犬病が進入しにくい状況でしたが、人や動物の海外との交流が盛んになっている現在、いつ狂犬病が侵入してきてもおかしくありません。
狂犬病が蔓延するのを防ぐためには、ワクチンの接種率を70%以上にする必要があるといわれていますが、ある推計によると日本における定期予防接種の実施率は40%を下回っており、現状では、国内で狂犬病が発生した際、その蔓延を食い止めるのは難しい状況だといえます。
飼い犬の登録(生涯1回)と狂犬病予防接種(年1回)は、「狂犬病予防法」という法律で定められた、飼い主の義務です。ぜひ皆さんの愛犬に、狂犬病予防接種を受けさせてあげて下さい。
狂犬病についての詳しい情報は、厚生労働省の「狂犬病について」をご覧下さい。
アジア諸国では狂犬病が蔓延しており、例えば中国では毎年3000人規模の死亡者が報告されています。 日本は島国であるため、今までは狂犬病が進入しにくい状況でしたが、人や動物の海外との交流が盛んになっている現在、いつ狂犬病が侵入してきてもおかしくありません。
狂犬病が蔓延するのを防ぐためには、ワクチンの接種率を70%以上にする必要があるといわれていますが、ある推計によると日本における定期予防接種の実施率は40%を下回っており、現状では、国内で狂犬病が発生した際、その蔓延を食い止めるのは難しい状況だといえます。
飼い犬の登録(生涯1回)と狂犬病予防接種(年1回)は、「狂犬病予防法」という法律で定められた、飼い主の義務です。ぜひ皆さんの愛犬に、狂犬病予防接種を受けさせてあげて下さい。
狂犬病についての詳しい情報は、厚生労働省の「狂犬病について」をご覧下さい。
厚生労働省 感染症・予防接種情報 「狂犬病について」
予防接種を受けるには?
- 西宮市内の動物病院での接種
動物病院での接種は、注射前の健康チェックや、清潔な環境で落ち着いた状態で注射を受けることのできるメリットがあります。
犬の登録手続きも行っています。できるだけ動物病院での接種をおすすめします。
- 毎年4月に市内各所で行われる集合注射での接種
すでに犬の登録をされている方へは、毎年市より集合注射の案内通知が発送されます。
集合注射や登録に関する詳しい情報は、西宮市の「犬の登録・狂犬病について」をご覧下さい。
西宮市「犬の登録・狂犬病について」
料金について
注射料3,400円(注射済票交付手数料含む)、新たに犬を飼い始めた人は登録が必要で、料金は6,400円(登録料3,000円+注射料)です。
集合注射で受けても、動物病院で受けても同じ料金となります。
※(令和2年度より注射料金が改定されていますのでご注意ください)
集合注射で受けても、動物病院で受けても同じ料金となります。
※(令和2年度より注射料金が改定されていますのでご注意ください)