学校飼育動物支援事業について
【令和2年度の学校飼育動物支援事業は新型コロナウイルスの感染拡大に基づき中止になりました。】
「学校飼育動物の飼育管理指導」、並びに動物飼育を通じて実践される「生命教育の支援」を目的として平成13年度(2002年)に「学校飼育動物問題対策委員会」を立ち上げました。
委員会発足以来、市内公立小学校とお付き合いをさせていただいており、平成16年(2005年)からは正式に西宮市の委託事業となりました。
「学校飼育動物の飼育管理指導」、並びに動物飼育を通じて実践される「生命教育の支援」を目的として平成13年度(2002年)に「学校飼育動物問題対策委員会」を立ち上げました。
委員会発足以来、市内公立小学校とお付き合いをさせていただいており、平成16年(2005年)からは正式に西宮市の委託事業となりました。
具体的な活動内容
- 飼育全般に関する無料相談
- 学校飼育動物の無料診療
- 雌雄判別作業(主にウサギ)と繁殖制限処置
- 動物舎並びに飼育環境の改善処置
- 授業参加(ゲスト・ティーチャーとして)
- 学校教諭を対象とする諸研修やシンポジウムの開催
教師の方々、児童・生徒の保護者の方々へ
この活動は、西宮市からの委託事業として西宮市開業獣医師会が行っています。現在、支援対象は公立小学校に限らせていただいていますが、小学校側より活動費は一切頂いておりません。
この事業は西宮市だけではなく日本獣医師会のもと、ほぼ全国で各地域の獣医師会により実践されています。
西宮市外在住で興味をお持ちの方は、在住地の獣医師会までお問い合わせ下さい。
お問い合わせは、西宮市動物管理センターまでお願いいたします。
この事業は西宮市だけではなく日本獣医師会のもと、ほぼ全国で各地域の獣医師会により実践されています。
西宮市外在住で興味をお持ちの方は、在住地の獣医師会までお問い合わせ下さい。
お問い合わせは、西宮市動物管理センターまでお願いいたします。
生活環境課動物愛護チーム(西宮市動物管理センター)
【住所】兵庫県西宮市鳴尾浜2丁目1ー4
【電話】0798-81-1220 【0798−81−1210】
事業着手の背景
私たちは、日頃各々の動物病院で診療を行っている小動物臨床獣医師です。動物取り扱い関係業務として唯一国家免許を所有する獣医師として「命を扱うプロ」、また「人と動物を結ぶ架け橋役」として、院内のみに留まらず、持てる知識と技術をもった教育支援を通じて、より広く一般社会にも還元するために、この事業に着手しました。
年々 「鳥インフルエンザ」を代表とする人畜共通感染症問題やコストの面などから、学校飼育動物の飼育を取り止める小学校が増えています。また、動物たちの病気 やケガへの対応や、飼育環境を維持するための知識不足から、適切な管理がなされていないケースも多々見受けられますが、管理する側への支援を通じて、現状を改善していきたいと考えています。
動物たちが私たち人間の心に与えてくれる恩恵には計り知れないものがあります。動物の飼育を通じて「命」というものについて、あるいは「共生」ということについて子供達に充分認識してもらい、より良い社会を作るための糧にしてもらえればと考えています。
年々 「鳥インフルエンザ」を代表とする人畜共通感染症問題やコストの面などから、学校飼育動物の飼育を取り止める小学校が増えています。また、動物たちの病気 やケガへの対応や、飼育環境を維持するための知識不足から、適切な管理がなされていないケースも多々見受けられますが、管理する側への支援を通じて、現状を改善していきたいと考えています。
動物たちが私たち人間の心に与えてくれる恩恵には計り知れないものがあります。動物の飼育を通じて「命」というものについて、あるいは「共生」ということについて子供達に充分認識してもらい、より良い社会を作るための糧にしてもらえればと考えています。
学校飼育動物とは?
学校で飼育されている動物舎を必要とする哺乳類や鳥類の動物たちのことです。今も昔も小学校には、ウサギをはじめとする多くの動物たちが飼われています。「生き物の世話」という行為を通じて児童たちに「豊かな心」と健全な「人間形成」を育んでもらうための教材です。