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イヌのレプトスピラ症

「レプトスピラ」とは?

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イヌのレプトスピラ症は世界的にみられる人獣共通感染症(動物から人へ、人から動物へ伝播可能な感染症)であり、レプトスピラ属の細菌の中で病原性をもった病原性レプトスピラによって引き起こされる感染症です。
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感染症法では四類感染症に指定され、また家畜伝染病予防法では届出が義務化(血清型:ポモナ、カニコーラ、イクテロヘモリジア、グリポティフォーサ、ハージョ、オータムナーリス、オーストラーリスの7血清型のみ義務化)されています。
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レプトスピラは, らせん状の体を特徴とした「スピロヘータ」と呼ばれる細菌の一種で、体の両端がフックのように曲がりくねっています。

感染経路と症状・治療法は?

レプトスピラの最大の感染源はネズミです。腎臓に保菌され、ネズミは感染しても症状が出ませんので生きている間中、尿とともに排出されます。レプトスピラを含む尿や尿に汚染された水に接触したり舐めたりすることにより感染し発症します。このことから台風の季節や大雨や洪水後の散歩コースには気を付けたいところです。

症状としては, 発熱, 倦怠感, 食欲不振, 嘔吐, 脱水, 粘膜の出血、鼻血、血便(タール状便)、血尿、吐血、黄疸などがみられ, その後, 腎不全, 肝不全に発展し, 重篤化すれば死に至る可能性があります。したがって治療法は、症状に合わせた輸液などの対症療法や抗生物質などの薬の投与があります。
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レプトスピラ症を予防するには?

予防法としては、感染源との接触を断つこととワクチン接種があります。屋外の電柱や水溜まりは感染の危険性が高く、こうした不衛生な場所に近づくことに注意しなければなりません。混合ワクチン接種の場合は7種以上ワクチン接種(6種以下にはレプトスピラは含まれていません)が必要となりますので、メリットとデメリットを主治医の先生とよく話し合った上でワクチン接種を受けてください。​
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